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悪魔のささやきのふた

悪魔のささやきに負けて、「1本位なら・・・」と吸ってしまうと、
後で無性に吸いたくなります。
1本が2本に・・・、だんだん本数が増え、結局、元の喫煙者に戻ってしまいます。

何故だかご存知ですか?

悪魔のささやきのしくみ

タバコを吸っていると、脳の中の神経伝達物質が結びつく受け皿(受容体)の数が増えていきます。
その増えてしまった受け皿を満たそうと、より多くのニコチンを必要としてきます。

だから、
だんだんタバコの本数が増えていくのです。

禁煙をはじめると、タバコのニコチンが来なくなり、受け皿に、ひとつひとつふたをすることができるのです。 この時に、ニコチンパッチやニコレットを使うと、脳がパニックを起こさないで、うまくふたができるのです。

ところが、
悪魔のささやきに負けて1本吸ってしまうと、今まで閉めてきたふたが、全部一度に開いてしまうそうです。 こつこつ閉めてきたふたが、たった1本のタバコで、全部飛んでしまうのです。

悪魔のささやきに負けたら、その後から無性に吸いたくなって、また、元に戻ってしまうことが多いのです。

せっかく少しずつ閉めてきたふたが全部開いてしまうなんて、怖いですね!
悪魔のささやきが現れても負けないでください。
しっかりふたを閉めて、絶対開かないようにしてください

悪魔のささやきが現れたら、
「来た来た、悪魔のささやきがフタを開けに来た!!」と意識してください。
しっかりふたを閉めておけば、悪魔のささやきの誘惑に勝てます。